キシマの映画日和

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映画「マイレージ、マイライフ」あなたにとっての幸せとは?あらすじ、感想、ネタバレあり。

 

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マイレージ、マイライフ  70点

 

原題:Up in the Air  公開:2010年  上映時間:109分

 

 ジョージ・クルーニー主演の人生ドラマ映画。

 

 仕事で年間322日も出張する男性と、真面目な新人エリート女性、仕事のできる奔放な女性が混じり合う物語は、見る者にいろいろと疑問を投げかけてきます。

 

 自分は仕事への信念があるのだろうか、恋愛ってなんだろう、身軽な人生って楽かも…、なんて考えている人が本作を見るとちょっとした答えが見つかるかもしれません。

 

 私は飛行機自体は苦手ですが、出張ばかりの仕事ってかっこいいなーなんて思います。

 

 

 

あらすじ

 事で年間322日も出張するライアン(ジョージ・クルーニー)の目標は、航空会社のマイレージを1000万マイル貯めること。

 

 彼の人生哲学は、バックパックに入らない荷物はいっさい背負わないというもの。

 

 家族はもちろん大切にしているけれど、仕事の方が大事だし、女性関係も身軽であることを望みます。

 

 スマートな生き方というんでしょうか。

 

 そんなライアンは、企業の代わりにリストラを宣告するという仕事を真面目に務めています。リストラを宣告するなんて、嫌な仕事ですね…。

 

 でもライアンにはポリシーがあります。

 

 今から失業するって人に環境や状況を考えて優しい言葉をかけ、新しい人生へのチャレンジだと夢を持たせるのです。

 

 またライアンは「バックパックのような人生」という講演会も行います。

 

 仕事のできるスマートでかっこいい男ですね。

 

 ある日、ライアンは自分と同じように出張で各地を飛び回っているアレックス(ヴェラ・ファーミガ)と出会います。

 彼女もまたライアンと同じで身軽な人生を望んでいます。

 

 意気投合した二人は、恋愛感情は持たない、大人な関係に発展します。

 

 ライアンは自分の人生はこれでいいのだと確信するのです。

 

エリート新人女性現る!

 ライアンの会社に新人女性ナタリーがやってきます。

 この女がまたむかつくんですよ!

 

 ほんと勉強だけできる人間って感じで、次々と会社の改革案を打ち出すのですが、そこに人間味はありません。

 

 リストラ宣告なんてテレビカメラでいいの。パンフレット渡すだけでいいの。

 時間を短縮すれば、売り上げは今の倍になるわよ。

 

 みたいなことを言う生意気ちゃんです。

 

 ライアンはナタリーちゃんを教育します。

 人間を相手にする仕事だから、事務的なやりかたではダメだ、と大事なことを教えます。

 

 そうして成長していく彼女ですが、彼氏にメールで別れようと言われて泣き出します。

 そこでライアンは言うのです。

 

「ネットのカメラで解雇通告をするのと同じじゃないか」

 

 ナタリーはそこで自分について見つめなおします。

 

変わるライアン。

 新人のナタリーが成長していくように、ライアンの心境にも変化が訪れます。

 

 身軽な人生もいいけれど、誰かと何かを分かち合い、支え合い、背負うこともいいんじゃないか…??

  

 ライアンは気軽な関係だったアレックスと誠実な関係になるべく彼女の家へ向かいます!

 やるじゃんライアン!

 

 しかしそこには家庭を持つアレックスの姿がありました…。

 

 なんと彼女、夫どころか子供までいたのです。

 

 身体だけの関係でいたいアレックスと、何かを背負いたいライアンはすれ違ってしまいます。

 

シワのない背広から漂う哀しみ

 

 ライアンは空虚でなにも持たない人生に哀しみを覚えます。

 

 そんなときに1000万マイルの搭乗を達成し、夢だった機長との面会を果たすのですが、満たされません。

 

 また新人のナタリーが解雇した女性が自殺したというショッキングな知らせが届きます。

 

 ナタリーは悲しみ会社をやめることに…。

 ライアンはナタリーの為に新しい会社への推薦状を書きます。

 

 ラスト、飛行機の電光掲示板を見つめるライアン。

 その姿にはどこか切ないものがありました…。

 

感想

 本作はわたしが高校生の頃に母親と映画館で見ました。

 

 当時は働いても居なかったし、大人でもなかったので、イマイチぴんと来ませんでしたが、大学生になったいま見てみるとやはり心に来るものがありました。

 

 ライアンのような身軽な生き方、実はあこがれます。

 飛行機に乗って現場へ行き、誰も居ないホテルで寝る。

  

 静かでゆったりとした、でも忙しい仕事をこなして生きる。

 

 しかし本作のテーマは、何もないというのは気軽かもしれないけれど、また切ないものでもある、ということだと思います。

 

 ライアンの心境の変化はとても急でついていけないものがありますが、それでも虚しさは理解できます。

 

 しかし!!

 

 ライアンが不幸かと言うとそうではないのです。

 むしろライアンは欲しいものを手に入れ、自分の愛する物に囲まれているのです。

 

 仕事のポリシーだって変わってないし、彼を必要としている人は大勢います。

 

 何が幸せへの鍵なのか、決めるのは世間でも他人でもなく、自分自身なのだということも本作の大きなテーマだと思います。

 

最後に一言 

 

  新人女性ナタリーがむかつくけど、それだけ映画にのめりこめたということで。

 本作「マイレージ、マイライフ」は働く現代人、とくに孤独に慣れてしまった人にオススメです。

 

 ジョージ・クルーニーの優しい顔がまたいい味だしてます。

 配役はバッチグーですよ。

 

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