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キシマの映画日和

映画大好き女子大生です。映画の感想や情報を掲載します。新しい映画から古い映画まで。主に洋画が好きです。

SF映画「地球、最後の男」言葉が足りない哲学的映画。あらすじ、感想、ネタバレ。

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 地球、最後の男   37/100

 

 原題:LOVE  公開:2011年  上映時間:84分

 

 観客をなめてるのかってほど曖昧な映画!

 製作者はどういう意図で映画を作ったのでしょうか。

 

  ピースは与えられるけど、明らかに足りないし、絵もない。

 

  どう解釈すればいいのか分からん!そんな状態です。

 

 SFには、宇宙にはロマンがあるんですよ!夢があるんですよ!

 

 そのロマンや夢をはき違えているんじゃないでしょうか。

 

 語らない部分は自分たちで想像してね、って手法がキライなのですが、この映画はその手法の最たるものなのではないでしょうか。

 だから評価が低いのだと思います。

 

 

 

あらすじ

  主人公は、謎の物体を調査をしに宇宙へ出た宇宙飛行士リー・ミラー。

 しかし宇宙ステーションと地球との交信が急に途絶えてしまいます。

 なんでも地球でマズイことが起きたとか…。

 

 そのマズイことってなんだよ!

 

 核戦争か何かでしょうか。人類はどうやら滅亡したようなのです…。

 

 ミラーは宇宙でただ一人きりの地球人になってしまいます。

 

 「ムーン:月に囚われた男」「2001年宇宙の旅」のような設定ですね。

 

 しかし劇的な展開はもうありません。ある意味衝撃的なエンディングは待っていますが…。

 

 地球との通信が途絶えて6年たっても、宇宙飛行士ミラーは生きています。

 酸素供給も区域によっては停止されていくのに…。

 

 ペットボトルのお茶を飲んだりします。

 おい、そのペットボトルはどこで入手したんだ。

 

 それから何分かは、音楽と映像だけの世界になります。

 ミラーがステーションでたんたんと生活するだけ。

 

 いや、いいんですよ。語らずとも、ミラーの孤独は伝わって来るし、映像は綺麗ですから。でもどこかミュージックビデオみたいで、映画っぽくない印象を受けました。

 

ある男の日誌

 ある日ミラーは船内で、南北戦争の兵士だったリー・ブリックという男の日誌を見つけます。(スタンリー・キューブリックから取ったのかな)

 

 戦争シーンや誰か分からんが男たちのインタビュー映像も流れます。

 

 でもイマイチ意味が分かりません。

 

 そのシーンを今見せることで、観客に何を想わせたいのでしょうか?

 

 そして突然あらわれるノスタルジックな人工建造物。

 

 中に入ると、螺旋階段や書斎があったりなんかして。

 

 ミラーはそこで分厚い書物を見つけます。タイトルは「ラブストーリー、黙想、物語、人間の条件の記憶集」です。

 

 なんのこっちゃ。

 

ラスト

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 突如巨大コンピュータが動き出し、人工知能がミラーに接触。

 

 どうやらすべての人間の歴史が、コンピューターに保存されているようです。

 

 今まで流れた知らないおっさんたちのインタビュー映像は、コンピューターに保存された人々の記憶、あるいは人間自身ということでしょうか。

 

 ミラー自身もそこに記憶されます。

 

 そして人工知能が言います。「これは人類と機械の素晴らしい共生です。あなたは一人じゃありません。あなたが感じたことは他人も感じています。それは愛です」

 

 最後に原題の「LOVE」という文字が出て、映画は終わります。

 

 最後の人工知能のセリフが良く分からなくて3回くらい聞いちゃいました。

 でもやっぱりよく分からないままでした。

 

 私がバカなのでしょうか…。

 

 超哲学的

  内容が哲学的過ぎます!

 

 全体的に映画「2001年宇宙の旅」をモチーフにしているせいでしょうか。

 しかしあの映画はまだ解釈の仕様がありました。

 

 本作の言いたいところはなんとなーく分かるんですよ!

 

 人間の存在それは記憶ではないか? でもコンピューター内の蓄積されたデータは人間なのか? 認識して繋がることが愛なんじゃないか?

 

  私の解釈はそんな感じですが、もっと万人に伝わるように構成した方が、映画らしく楽しめるのになーと思っちゃいました。

 

ゲーム「SOMA」のような 

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 SFホラーゲームに「SOMA」というものがあります。

 ロボットが自分を人間だと言ったり、地底を探検したりするゲームで、その物語はとても秀逸です。

 

 ゲームでも地球は絶滅しているのですが、人間の記憶はデータとしてチップに保存されています。

 その中で人間は生きているのです。

 

 チップは宇宙へと放たれ、人間は半永久的に存在し続けるというエンディングです。

 

 本作「地球、最後の男」とはゲームはちょっと違いますが、言いたい事は似ているんじゃないかなーと思います。

 

最後に一言

 映像は綺麗!!音楽もいい!!でも物語が言葉足らず過ぎます。

 難しい映画ですよ、これは。

 

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