キシマの映画日和

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映画「博士と彼女のセオリー」天才物理学者と難病。そして愛。あらすじ、感想、ネタバレ。

 

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博士と彼女のセオリー 60/100

 

 理論物理学者スティーヴン・ホーキング博士の人生を描いた映画。

 

 人によってはどこかで名前を聞いたことがあるだろうって程度ですが、その世界では超有名な天才物理学者って一体どんな人なの?

 難病ALSってなに?病気の博士と彼女の純愛ラブストーリーなの?

 

 すべての疑問にお答えします!

 

 伝記もの映画、ラブストーリー、ライフヒストリー、色んな見方がある映画ですよ!

 

 

 

目次

 

スティーヴン・ホーキング博士ってだれ?

 

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 本作の主人公、スティーヴン・ホーキング博士は1942年生まれの理論物理学者です。(写真左。右は博士を演じたエディ)

 

 一般性相対性理論に関する研究をしています。

 「ブラックホールの特異点定理」や「ブラックホールはやがて爆発し消滅する」という理論を打ち立てた偉大な人物です。

 

 現代宇宙論に多大な影響を今日まで与え続けているんです。すごいですね。

 現在74歳ですが、現役学者として講演を行っています。

 

 ユーモアにあふれ、彼の講義はもちろん専門的な難しいものもありますが、なんの知識もない人が拝聴しても「おもしろい!」と感じる講義を行ったりもしています。

 

 例えば、「ワン・ダイレクションのゼインが脱退して、世界中の女の子が悲しんでいる。宇宙論的にどんな影響があるか?」という質問がホーキング博士に投げられました。

 

 偉大な学者にすっげ質問しますね。さすがアメリカ人。

 

 しかしホーキング博士は答えます。

 

「重要な事柄に関する質問がようやく来た」

 

「いつの日か、複数の宇宙の存在が証明されるときがくるかもしれないからだ。私たちの宇宙のどこか外側に、別の宇宙が存在するという仮説は、可能性の範囲から外れることはないだろう。その別の宇宙では、ゼインは、依然としてワン・ダイレクションのメンバーだ」

 

 他の宇宙、他の世界ではゼインはまだメンバーかもしれないよ。と励ましたんですね。

 音楽ユニットと宇宙をちゃんと結びつけて回答してくれるなんて、よほど余裕のある学者なんですね。うちに大学の教授も見習ってほしいです。ほんと。

 

ALS(筋萎縮性側索硬化症)ってなに?

 

 博士が患っている難病です。

 一時期この病気を応援しよう、周知させようと氷水を頭からかぶる「アイスバケットチャレンジ」が流行っていましたね

 なんでもスポーツ界では氷水は「祝福」を意味するとか。

 

 ビルゲイツやネイマールも参加していました。

 

 バケツからではなく、冷たい川に飛び込み行方不明になった男性がいたり、飛行機から水を被り重体になった男性も居たそうで…。

 なんでも限度がありますよね。難病支援のチャレンジで命を落としてたら意味ないですよ。

 

 で、ALSとは何か?

 

 簡単に言えば、ALSは、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気です。

 症状としては、筋肉を動かしにくくなったり、筋肉がやせ細ってきます。つまり運動障害が見られるわけですね。

 

 知覚神経や自律神経は侵されないので、五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)、記憶、知性を司る神経には原則として障害はみられません。

 

 痛い!と思っても手を引っ込めることができないのです。

 

 この病気は常に進行性で、一度この病気にかかりますと症状が軽くなるということはありません。

  体のどの部分の筋肉から始まってもやがては全身の筋肉が侵され、最後は呼吸の筋肉(呼吸筋)も働かなくなって大多数の方は呼吸不全で死亡します

 

 しかしホーキング博士は60年代、学生の頃に病気の診断を受け「余命2年」と宣告されましたが、今日まで存命です。

 奇跡と言えば軽く聞こえますが、博士の事を知った時、この世界って何が起こるか分からんなーと思いました。

 

あらすじ

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 天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。

 その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。 

 

 天才として期待されたホーキング博士。でもALSという病気を患う。

 どんな時も支えてくれたのは恋人のジェーン。

 

 素晴らし愛ですね。病気なんて関係ないわ、というジェーンの姿勢は尊敬します。

 

 博士の宇宙論は当時、称賛されましたが、理解できないという学者も多くいました。

 やはりガリレオもそうですが、偉大な発見は理解されにくいようです。

 突飛すぎてバカバカしいとなるんでしょうか。

 

 しかし博士の論文は国際的に認められ、病気と闘いながらも博士は有名な学者へとなっていきます。

 

 博士とジェーンは結婚し、子供をもうけます。

 作中でも言われていましたが、ALSは意識して筋肉を動かすことができない病気です。無意識な反応は起こるので、子作りもできるそうです。

 

 とはいえジェーンとの間には3人の子供を授かります。

 博士、やりますね。いやジェーンが頑張ったと言うべきでしょうか。

 

 病気についての考えが少し変わりました。

 

 しかし「ホーキング、宇宙を語る」という本がバカ売れし、ALSのこともあって、有名になった博士夫妻は新聞記者たちの格好の餌食となります。

 富と名声のあふれる生活が重すぎたのか、二人の距離は離れて行きました。

 

 そして二人は離婚してしまいます。

 

 仲が悪くなっての離婚ではありません。愛だけで子供が育つわけじゃないし、金だけで心が満たされるわけではない、という事でしょうか。

 

 博士は自身を介護してくれた看護師と結婚し、ジェーンはよくしてくれた男性と結婚します。

 

  仕事、自尊心、子育て、色んな感情や考えがあった事でしょう。

 

  二人の気持ちは二人にしか分かりませんが、離婚も選択肢のひとつなんだと思わせてくれました。

 

  純愛とはまたちょっと違うかもしれませんが、二人の愛は確かにあったと思います。

 

キャスト 

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・エディ・レッドメイン。素晴らしい俳優です。

 本当に博士の若い頃にそっくりで、演技もズバ抜けていました。

 

 彼は今年の秋に公開のハリーポッターシリーズ作品の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」でも主役を演じています。

 

 個人的に大注目の俳優さんです!!

 

・フェリシティ・ジョーンズ

 ジェーン役を演じました。キュートで、でも強くて面白い女性でした!

 あんな風に強くなりたいです…。

 

・デヴィッド・シューリス

 ハリーポッターでルーピン先生役でしたが、今作でも大学の先生を演じてました。ちょい役ですけどね。

 

最後に一言 

 天才博士も一人の人間!

 

 大人向けのラブストーリー人生物語をエンタメ的に楽しめるのが「博士と彼女のセオリー」です!

 

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