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キシマの映画日和

映画大好き女子大生です。映画の感想や情報を掲載します。新しい映画から古い映画まで。主に洋画が好きです。

不倫映画「17歳の肖像」女子高生とおじさまの恋。あらすじ、感想、ネタバレあり。

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17歳の肖像    75/100

 

 原題:An Education  公開:2010年  上映時間:95分

  

こんにちはキシマです。

 最近不倫が流行ってますね。

 流行っているというより、明るみになっているだけな気がします。

 

誰かを傷つける恋なんてしなきゃいいのに。

 

17歳の肖像という映画は、雰囲気がイギリス感満載で好きなんですよね。

 

主人公は大人びた女子高生と、金持ちのおじ様紳士です。

 

この2人がどのように恋に落ちて、物語が終わるのか…。

 

詳しい内容は続きを読むから!

 

 

 

あらすじ

 1961年、16歳のジェニー(キャリー・マリガン)は、ロンドン郊外の街で平凡で退屈な日々を送っていた。父(アルフレッド・モリナ)は成績優秀な娘をオックスフォード大学に進学させようと躍起になり、彼女はそのことに反発を覚えていた。そんなある日、彼女はデイヴィッド(ピーター・サースガード)という年上の男性と出会い……。 

 

 素敵な紳士との出会い。

 いやー羨ましいですね。しかもこの紳士、お金持ちで頭もよく、芸術への造詣も深いです。

 なんて素敵な男性でしょう。デイヴィットいいわー。

 

 女子高生のジェニーはありきたりで平凡な学校生活に飽き飽きしていたこともあって、デイヴィットに魅かれていきます。

 

 思春期というのは社会のことをちょっと分かっているだけで、もう世界は退屈だときめてかかる時期でもあると思います。

 

 そこで登場するのが知的で優しい英国紳士。

 男を知らない女子高生ならもちろん惚れてまうやろっ!!ってくらい、デイヴィットは素敵な男です。

 

 ジェニーの母親にも「お姉さんですか?」なんて言ったり、すごく社交的で人脈も広い。友達もお金持ちで、優雅な生活を送っています。

 

 そしてジェニーは「教科書だけで人生は学べない」「高校よりも楽しいことがしたいわ!」ということで学校をやめます。

 

もう一度言います。学校をやめます。

 

ばか!オックスフォード大学を目指すほど頭がいいのに、高校までやめるなんて!

 

大学進学もジェニー自身が望んでいるというより、親の強い勧めなんですけどね。

 

いくらなんでも止めなくてもいいのに、ジェニーは学校生活ではなく、好きな男性との優雅で刺激的な日常を選んでしまいます。

 

瞬間瞬間を生きる高校生!って感じ。

 

ジェニーはデイヴィットと共に「楽しい人生」を追求するのです。

 

そして初めてのエッチをし、「案外あっけないものね」なんてタバコをふかします。

 

 

 しかし!!

 

 紳士なデイヴィットの化けの皮が徐々にはがれていきます。

 

このダメ男ッ!

 最初は優しくて紳士なデイヴィットでしたが、友達の美術商といると少年みたいな感じではしゃぎまくりスティーンです。

 それはいいのですが、なんではしゃいでいるのか、ジェニーには言いません。

 

 ある屋敷を訪ねた時はジェニーの腕を乱暴につかみ、逃げるように車を走らせます。

 

 そこでジェニーは気づくのです。

 

 デイヴィットが美術品を盗んで売りさばく最低男だと!

 

 でも、ジェニーは彼が好きなんです。大好きなんです。

 

 そしてデイヴィットはジェニーに「結婚しよう」とプロポーズするのです。

 

 いいですねー。私もハリーウィンストンの指輪が欲しいわー。

 

  しかし驚くなかれ。

 デイヴィットにはもっと大きな秘密があったのです。

 

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デイヴィットの秘密

 

 それは彼が既婚者だということ。

 

 もう一度言います。

 

 彼には妻と子供がいるのです。

 

 それなのに、ジェニーに結婚を申し込んだのです。

 

 この最低男!意味が分かりません。

 

 ジェニーは「両親の前で説明して!できるよね?」とデイヴィットに頼みますが、デイヴィットは車でブーーっと逃げてしまいます。

 

 この最低男!弄んだな!

 

 ジェニーはショックのあまり泣きじゃくり、そして自分が犯した過ちに気づくのです。

 

 そのあと、デイヴィットとの家に行くと、奥さんが出てきます。

 そして奥さんはジェニーに言うのです。

 

 「あの人またやったの?」と。

 

 一度や二度じゃないんですね。ゲスの極み過ぎますよ。

 

 ジェニーはもうキッパリと男のことを諦めます。

 仕返しとかすればいいのにね。それよりも大事なことに気づきます。

 

 そうだ学校!

 

 ということで、おませさんなジェニーは復学をお願いします。

 

 「私って落ちぶれた女性よね」なんて言いながら。

 

 

 恋をしたから、愛を知ったから、過ちを犯したから、ジェニーは一つ大人になったのです。失敗から学んだ、とも言えるでしょう。

 

 原題 An Education は教育という意味ですが、一連の出来事でジェニーは様々なことを学んだと思います。大人の汚さといった知りたくなかったことまで。

 

それにしてもジェニー、おませさんというか、大人びてますね。

もうちょい子供らしくてもいいんじゃないかと思いますが。

達観しているところは女子高生らしいと言えばらしいですけどね。

 

そういう事もあったわね、と失敗してもいつか言えるような大人にキシマはなりたいです。

 

教育パパ

 お父さんは口酸っぱく「大学へ行け」「オックスフォード大学だ」といいます。

 ジェニーはそんな父に嫌気がさしていたので、デイヴィットとの自由な生活におぼれてしまったのです。

 

 でもデイヴィットが既婚者だと知って、お父さんもショックを受けます。

 最低男だと見抜けなかったことを後悔します。

 

 さらにジェニーに厳しくしていたのは、自分のようになって欲しくなかったから、なんですね。その父の思いを知ったジェニーは、涙を流し、また一つ愛を知るのです。

 

 私の父も大学に行けと強く言っていました。

 どこの大学とは言わなかったので、さほどプレッシャーではありませんでしたが。

 父は航空大学に合格したけれど、貧乏だったので入学できなかったんです。

 そのことが心残りだったので、私には大学へ行って多くを学んで欲しいと思っていたみたいです。

 いま通っている大学は決して頭がいい有名大学ではありません。

 中の下くらいの大学です。

 でも父は引きこもっていた私が大学へ行って、勉強していることを自分の事のように喜んでくれています。

 大金出しているんだから、何があっても頑張れという言葉はまたプレッシャーでもありますが、やっぱり親の喜ぶ姿を見るのはうれしくもあり、誇らしくもあります。

 

 こんなダメな女子大生キシマですが、親がどれだけ子供を愛し、誇りに思っているのかはうっすらと分かります。

 

 「17歳の肖像」を見ていると、いろんな愛に触れられるような気がします。

 

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 オチ

 

 ジェニーはオックスフォード大学に進学します。

 良かったねジェニー!

 

 クズ男がどうなったかはわかりません。

 

キモイシーン

 

  デイヴィットはベットの上で、ジェニーを「ミニーマウス」と呼びます。

 気持ち悪いですね。

 

 そのシーンでドン引きしてしまう観客も多いんじゃないでしょうか。

 

音楽

 とても素晴らしいです。サントラも買っちゃいました。

 パリの夜を散歩しながら聞きたい、おしゃれな曲がいっぱいです。

 

 映画の内容にあった歌詞でもあるので、聞き惚れちゃいます。

 

  ちなみにキシマはパリにもバリにも行ったことがありません。

  いつか行きたいなー。 

 

 

 

最後に一言

 不倫ダメ、ゼッタイ。

 

 恋した後で実は既婚者なんだと知るのはとても辛いですよ。

 恋する前なら「ああ奥さんいるのね」で終わるのに。

好きにさせといて秘密を暴露するのは卑怯者がする事です。

 

デイヴィットは妻子の存在を隠し、バレたら逃げ出すクソ男です。でも彼に罰は下りません。

17歳の肖像の主人公はあくまでジェニーなのです。

 

 見る人によっては、ただただ最低なキモ男が出てくる胸糞映画でしか無いでしょう。

 

 でもジェニーと親、ジェニーと先生のやりとりはとても勉強になり感動します。

 

「17歳の肖像」は自分の生き方はこれで良いのだろうか、という疑問を投げかけてくれる映画でもあるのです。

 

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