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キシマの映画日和

映画大好き女子大生です。映画の感想や情報を掲載します。新しい映画から古い映画まで。主に洋画が好きです。

ラブコメ映画「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」社会学的に見ると面白いけど・・・。あらすじ、感想、ネタバレあり。

 

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マイ・ビッグ・ファット・ウェディング  50/100

 

 原題:My Big Fat Greek Weddin   公開:2003年  上映時間:95分

 

 大学の社会学の授業で視聴しました。

 

 文化、思想、それを受け入れるという事、社会学的に考えればとても面白い作品ですが、映画好き女子大生として見たら「ふつーのラブコメ」という感想です。

 

 特別ドキドキしないけれど、まあ笑えるし、異文化についても知れる。

 

 文化を知る教材としては100点だけど、映画としては50点かなという作品です。

 

 

 

あらすじ

 ギリシャ系アメリカ人のトゥーラは、内気な性格と地味な容姿のせいか、恋愛に縁のない冴えない毎日を過ごす独身30歳。

 “ギリシャ人の男性と結婚して子を授かり、死ぬまで家族の食事を作ること”がギリシャ女性のすべきこととされる世界にあってこれは一大事。

 ギリシャ料理レストラン“ダンシング・ゾルバ”を営む両親にとって娘トゥーラの結婚は今や最大の心配の種。ところがある日、父のレストランで働いていた彼女は、店にやって来たハンサムな男性に一目惚れしてしまう…。

 

 簡単に言えば、

 アメリカ×ギリシャの異文化交流、国際結婚を描いたラブストーリー!です。

 

 

 言いたいことはいっぱいあるんですけどね。

 映画全体の評価としては「ふつう」なんですよね。

 

 例えば、ギリシャ人はどんちゃん騒ぎが好きで、絶えず踊っていて、親戚付き合いが多い、という文化としてのギリシャ人を見ることができます。

 対して主人公の彼氏の方は、アメリカ人で、とても穏やかで静かな家庭で育ちました。

 

 日本人にも互いの夫婦の県が違うことで何かしらの支障があるかもしれませんが、それはやはり外国に比べると些細なことのように思うのです。

 

 だって国も違い、宗教も違い、文化も違う男女が折り合いをつけて、愛し合い結婚をするって、けっこう難しくてスゴイことですよね。

 さらにそこにお互いの家族が関わってくるのですから、もう大変です。

 

 主人公トゥーラの父は厳格なギリシャ人なので、「女に学は必要ない」「ギリシャ人と結婚すべき」という頑固な頭の持ち主です。

 冴えなくてブスで30にもなって恋人も居たことのない娘が、おしゃれになって大学へ行って、仕事をして、美しくなって、優しいイケメンの恋人を連れてきたのに、

 

「相手がギリシャ人じゃない!親不孝!」

 

と言うんです。

 

 娘の幸せは願っているけれど、「結婚相手はギリシャ人」という考えが一番大事なのです。

 

 彼氏は主人公トゥーラが大好きだから、ギリシャ文化を受け入れて、どんちゃん騒ぎにも参加し、改宗までしてしまいます。

 

 相手の文化を受け入れるだけでなく、染まるなんて。

 愛情がないとできませんよね。

 

 でもそれでいいのか!!!彼氏よ!

 

 受け入れないと結婚できないから、言われるがままにギリシャ人になっていく彼氏…。

 

 最後の最後で彼氏が「やっぱり僕は無理だよ!」と言って逃げだしたら。

 人間的で面白いと思うのですが、そんなことはありませんでした…。

 

 

 さらに。

 

 映画として見ると、どのタイミングで彼氏側にそんな愛情が芽生えたのか、よく分かりません。

 時間が進んだから? キスをしていっぱいデートをしたから?

 愛情が強まって行ったんでしょうか。

 

 そういう主人公と彼氏のつながりを、もっと丁寧に描いていれば、どちらにも感情移入しやすかったかもしれません。

 

 

オチ

 トゥーラの厳格な父は、最後の結婚式パーティでこう言います。

「見掛けは違っても、中身は同じだ」

 

 新郎であるイアンを受け入れたんです。

 

 最後まで「アメリカ人なんて!」というスタンスでいたら、イアンがかわいそうなので、ハッピーエンドで終わって良かったです。

 

 

でもリアルに考えると、ありえるんでしょうか?

今まで「ギリシャ人が一番!」という思想の元生きてきたお父さんが、娘のアメリカ人彼氏を受け入れるなんて。

 

大きなきっかけもなかったですし・・・。

 

 丁寧じゃないから、映画としては、イマイチな構成、展開なんですよね。

 

 

 ラブ?コメディ?

  

  どちらかというとヒューマンドラマですね。

 ラブコメ要素はありますが、文化を見るという点が大きいので。

 

 それぞれの登場人物の個性や、庭を徘徊するおばちゃんには笑えます

 

 でもそれは映画のスパイスでしかありません。

 

 なので、ラブストーリー、コメディとして見ると物足りないかもしれません。

 

豆知識

 タイトルのビッグ・ファットとは「大げさな」という意味で、グリーク「ギリシャ式」とついているのがミソである。

 

 主演のニア・ヴァルダロス本人の結婚のエピソードを下敷きにした一人舞台が元になっている。舞台と同じく脚本と主役はニア・ヴァルダロスが担当した。

 (主演が意外ときれいな人で驚いた。最初はほんとオタク女みたいだから、変身後のギャップがすごいですよ)

 

  低予算で製作されたインディペンデント作品であったが、口コミで上映映画館が全米で拡大を続け、8か月に渡るロングラン上映、2億ドル以上の興行収入を記録する大ヒットとなった。

 

 実際の夫イアン・ゴメスが、友人マイク役として出演している。髪が薄いのですぐ分かるはず。

 

 プロデューサーは俳優のトム・ハンクス夫妻。

 

続編

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 『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング 2』の全米公開は2016年3月25日。

 日本では公開するのかな?

 

 もし公開されても劇場では見ないかな…。

 

 キャスト、脚本は同じ人物が行います。監督は違うみたいです。

 

 

こんな人におすすめ

 

 異文化交流に興味がある。

 ギリシャ人に興味がある。

 ちょっと変わった映画が見たい。

 

 宗教、思想が絡んでくるため日本人には馴染めないかも。

 

最後に一言

 彼氏役のイアンの顔が意外とでかい。

 

 でもまあ彼女のように深く愛されたいと思う映画でした。

 

 

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング [DVD]

 

kishimamovie.hatenablog.com

 

 

 

 

 

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